2023年、読書を再開しました。
今のところ、読んでいるのは日本語の電子書籍。
2023年後半に読んだ本の中から、よかったなって思った本を記録しておきます。
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ベスト1を選ぶなら
もしも、2023年後半に読んだ本でどれが一番よかった?って聞かれたら、
- 『となりの脅迫者ー家族・恋人・友人・上司の言いなりをやめる方法』 スーザン・フォワード (著), 亀井よし子 (翻訳), パンローリング株式会社
って答えると思います。
ブラックメール発信者は、自分たちの言動や圧力がどれほど相手を痛めつけているかに気づいていないことが多い。
この文章に「そうなんだよね」と共感できる人は、この本に出てくる例をいろいろ読むうちに、思っていた以上に自分は我慢してきていたのかも、と気付くかもしれません。
私はそうでした。
と初めて気付かされたところなどもあって、過去に受けた言動で背負ったものが、少し軽くなった気持ちになりました。
それに今後、もしもまた同じようなことがあったり、似たような人に出会ったとしても、これまでよりうまく対処していけそうと思えました。
同時に、気付かないうちに自分が発信者側になる可能性もあるのでしょうね。 身近で、自分が気を許している人には特に。気をつけていこうとも思います。
新しい視野が得られた本
地味なリケジョ (って今も言います?) だった私は、アートやら何やらは関係のないところで生きてきました。
だけど、
- 『コンセプトの教科書――あたらしい価値のつくりかた』 細田 高広 (著), ダイヤモンド社
- 『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』小山田育 (著), 渡邊デルーカ瞳 (著), クロスメディア・パブリッシング
こういう本に書かれていることって、単純に興味深いと思ったし、どんな分野にも通じる部分があると思うので、
と感じました。
素人が「ぼんやりと何となくは分かる」概念や考え方が、とてもうまく言語化されていて、そんな部分もすごいなと思いました。
のんびりな時間が持てた本
多分一番本を読んでいた学生時代から、読むのが一番好きなジャンルはエッセイだったかも。
自分とは生活環境も性格も全然違う、いろんな人たちが、それぞれの日常生活や思うこと、感じることなどを書いていて、「そんな見方もあるんだ」「そんな世界もあるんだ」「そういう感じ方もあるんだ」って思わせてもらえて、知らない世界を見せてくれる。
小説とは違って、現実の実際のことが筆者の視点から書かれている、そこが特に惹かれる部分かもしれません。
2023年後半に読んだエッセイ、
- 『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』阿佐ヶ谷姉妹 (著) , 幻冬舎
- 『あぁ、だから一人はいやなんだ。』いとうあさこ (著), 幻冬舎
- 『あぁ、だから一人はいやなんだ。2』いとうあさこ (著), 幻冬舎
- 『あぁ、だから一人はいやなんだ。3』いとうあさこ (著), 幻冬舎
は、日本のお笑い芸人さんが書いたものです。
どちらも、以前から私の中で好感度が高い人たちだったので、読んでみました。
結婚していてもしていなくても十分に魅力的な方たちだし、そんな自虐を書かなくてもと感じる時はありましたが (でも晩婚の私には、書いちゃう気持ちもわかるような) 、彼女たちのすてきな性格や日常生活を、垣間見させてもらえます。
思った通りの、好きな内容でした。
役に立てばいいなと思う本
他には、下のような本が、読んでよかったなと思いました。
- 『江頭2:50の「映画エィガ批評宣言」』 江頭2:50 (著)
江頭2:50の『ピーピーピーするぞ』というインターネット番組の話を、夫から聞いたことがありました。
その中で彼が映画評論をしていて、「すごい上手だし面白いんだよ」とも聞いたことがあって。
それが書籍になっているのを見つけたので、読んでみました。
独自の視点や感覚が、彼らしいと感じる本でした。
過去のバラエティー番組でしか江頭さんを見たことがない人は、もしかすると意外に感じるかもしれません。
あと、純粋に本を楽しむという以外に、
って思いながら読ませてもらいました。
- 『1日1分で腹が凹む 4万人がラクに結果を出した最高に合理的なダイエットの正解』 植森 美緒 (著), ダイヤモンド社
半信半疑で、とりあえず思い出した時にお腹を凹ませて過ごしたら、次の日おへそ周りが6センチ減ってました。
前日には、全然入りそうもなくて途中で履くのを諦めた、買ったばかりの新しいパンツが、
ほんとにびっくりしました。やってみるもんだなぁって思いました。
- 『「自分の言葉」で人を動かす』 木暮太一 (著), 文響社
この本は、
と思って読み始めました。
どう活かせられそうかまでは、自分の中で上手にまとめきれませんでしたが、”テクニックを使えば、人は動く”というのは本質ではない、という考え方が好きだなと思いました。
- 『CITTA手帳公式ガイドブック』 青木 千草 (著) , かんき出版
CITTA手帳は書きやすくて好きなんですが、それでもなかなか続かない私。
来年こそは続けられたらと思い、他の人はどう使っているのかな?と参考のために読んでみました。
『時間がなくてもやりたいことがすぐに叶う! CITTA式 人生が輝く手帳タイム』 青木 千草 (著) , KADOKAWA と一緒に読みました。
- 『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』 山口 真由 (著), PHP研究所
これまでの人生の中で、あまり一生懸命かつ主体的に勉強をしてこなかったという思いを持っている私。
それって自分のコンプレックスの一つかもしれないと思い始めていて、「勉強の仕方」に興味を持ったので読んでみました。
実際に成果を出している人の体験談ということで、参考の一つになると感じました。
自分なりの方法をこうして見つけることが、きっと大事なのかな。
- 『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』ジュリア・キャメロン (著), サンマーク出版
もっとちゃんとブログに取り組んみたいなと思うようになってから、どんなふうに生きていきたいのか、何のためにどうやってどんな仕事をしていきたいのか、そんなことをより真剣に考えるようになりました。子どもが幼稚園に行き出したことも大きいです。
この本はマインドを参考にする程度になりそうですが、自分の生き方を考えるという意味で役に立っているかなと思います。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)』も読みました。
まとめ
と思い、せっかくなのでもう少しちゃんと取り組んでみよう、と考え始めました。
それで、取り組む上で役立ちそうな本なども引き続き読んだ、2023年の後半でした (ここに載せていない本もあるのですが)。
上に書いた本は、電子書籍で買ったり、アマゾンのキンドル・アンリミテッド (月額980円で対象の本や雑誌などが読み放題、30日間無料のお試しあり) で読んだりしています。
日本にいたら、紙の書籍でも読みたいなって思うかもしれませんが、ここはアメリカなので…。
おまけ
『となりの脅迫者』のような本を読む必要がないくらいに、自然と上手な人間関係を構築できるように育ってくれたらいいな、と思いながら書いてました。
だけど、人によっては基本的なことでも、時には大人になってから学ぶこともあったりするんだよね。
それはそれでいいかなって。
ママは若い頃、疑問に思うことがあると、よく本を読んで何か書かれていないかなって探すことが多かったです。
いろいろ読んで、自分で考えて、自分なりの答えを出していく。
そんな大人になってくれたら嬉しいな。