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はじめに
2023年こんなことがしたいという記事を書いたのですが、その中で、
★ 本を読む時間も意識して作り、そんな時間も大切にしよう
と書きました。
ずいぶん長い間、あまり読書をしていなかったな、と思って。
読書自体は好きなのですが、
- どんな本を読んだのか
- どんな内容だったのか
- どこがいいと思ったのか
残念ながら、私はすぐに忘れてしまいます。
そこで、せめて、どんな本を読んだかだけは分かるようにと、記録を残すことにしました。
*幼児期に読書日記をつけることが大事、と最近読んだというのもあります。私はもう十分大人だけど。
いずれ、子どもが大きくなったときに、「お母さんはこんな本を読んでたんだな」って、なんとなく思ってもらえたら、それもうれしいかなという気持ちもあります。
私は今、海外に住んでいることもあって、読むのは、アマゾン・キンドルの書籍がほとんど。
青空文庫を読むこともあります。
以下、ただの主婦のただの読書メモですが、もしかして何かの参考になりましたら、それもうれしく思います。
*この記事は、随時更新していきます
2023年読書リスト
1.『小3までに育てたい算数脳』
高濱正伸 (著), エッセンシャル出版社
算数が出来るようになる、ということに限らず、主体性を持って前に進める子どもになってほしい。そんなことが書かれていました。
2.『小4から育てられる算数脳plus』
高濱正伸 (著), エッセンシャル出版社
上の本の続編です。4年生になったら、算数脳の育成にはもう間に合わないのか?算数脳にプラス必要な力とは?そんなことが書かれています。
3.『真っ赤なウソ』
『真っ赤なウソ』
養老孟司 (著), PHP文庫
『ハリー・ポッター』シリーズ、『千と千尋の神隠し』、そして『水戸黄門』。この3つに共通するものこそ「真っ赤なウソ」。ウソから出たマコトとは一体?そんなことが書かれています。
4.『藪の中』
『藪の中』
芥川龍之介 (著)
教科書で習う文学の有名人、芥川龍之介の作品。「やぶの中」という言葉は、この作品から生まれたのだそうです(ウィキペディアより)。
5.『養老孟司の人生論』
『養老孟司の人生論』
養老孟司 (著), PHP研究所
まだ発売されたばかりの本みたいです(2023.02訂正)。”2004年に刊行された『運のつき』を復刊し、改題したもの”(アマゾンより引用)なのだそうです。養老孟司さんによる、人生論。著者の、何度かあった人生の転機も書かれていて、興味深かったです。精神科の患者にならず、こうしてたくさんの本を書いてくださったおかげで、思わぬ角度からの考えを読むことができます。あの時クジに外れてくれてありがとう、と思っている人はきっとたくさんいるはず。
6.『外国語学習の科学: 第二言語習得論とは何か』
白井恭弘 (著), 岩波書店
Blogger 運営で困っていたときに大変お世話になった、Limosuki さんブログ。彼女の、リモナーダと本という別ブログでご紹介されていた本です。いろいろあって、ちょうど第二言語習得について知りたいと思っていたところだったので、めちゃくちゃタイムリー。早速読ませていただきました。
7.『外国語上達法』
『外国語上達法』
千野 栄一 (著), 岩波書店
6と同じく、リモナーダと本で紹介されていた本です。この本、とてもよかったです。語学とは、言語を学習するとはどういうことか、どういうアプローチがいいか、いろんな外国語の例を交えて説明されていて、頭の中を整頓することができました。1986年に発売された本で、著者は2002年に亡くなられたようです。本質の「色褪せなさ」にただびっくりしています。
8.『時をかけるゆとり』
『時をかけるゆとり』
朝井リョウ (著), 文藝春秋
このままだと、今年の読書記録が養老孟司さんで埋め尽くされてしまう。そこで、友人にオススメしてもらったのがこの本です。著者が『何者』で直木賞を受賞した2013年には、私は日本を離れてしまっていて。著者のことをあまりよく知りませんでしたが、とても好きなエッセイでした。ゆとり3部作だそうで、この本を読んでいる途中に、残り2冊も迷わず購入。次を読むのが楽しみです。
9.『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』
『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』
永松茂久 (著), すばる舎
ベストセラーと書かれていたので、アマゾンのキンドル・アンリミテッドで、無料で読んでみました(アンリミテッドの読者にとって無料とはいえ、著者にチャリンってなっていることとは思いますが)。もし友人に聞かれたら、日本在住なら、まず図書館で借りて読んでみることをオススメするかな。本書の、アマゾンの評価コメントはとても興味深かったです。感じ方って、本当に人それぞれなんだなぁと。私は、ツッコミどころが、すてきな言葉を上回っているように感じました。が、そこを書くのは気分のいいものではないので、読書感想の個別記事は割愛しようと思います。
10. 『風と共にゆとりぬ』
『風と共にゆとりぬ』
朝井リョウ (著), 文藝春秋
8.『時をかけるゆとり』に続く、ゆとり3部作の2作目。本書は、前作のようなエッセイ、日経新聞に連載されていたコラム、肛門関係のお話という三部構成になっています。肛門の話はちょっと、という人は、3分の1は読めないかも。前作『時をかけるゆとり』より、勢いを感じたように思いました。題名と表紙も好きです。
11. 『相田みつを ザ・ベスト にんげんだもの 逢』
相田みつを (著), KADOKAWA
9.『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』で、「相田みつを」というワードが出てきました。調べたら、アマゾンのキンドル・アンリミテッドで読めるみたいで、早速ダウンロード。「にんげんだもの」という有名な言葉を知ってはいたものの、著書を読むのは初めてでした。言うまでもなく、とても心が洗われました。読んだときは謙虚になれそうに思うのですが、きっとすぐに、そんな自分を忘れてしまうはず。定期的に、何度でも読み返したい本です。
12. 『そして誰もゆとらなくなった』
朝井リョウ (著), 文藝春秋
さくらももこのエッセイ3部作『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』が大好きという著者による、ゆとり3部作の3作目。1、2作目は、8.『時をかけるゆとり』、10. 『風と共にゆとりぬ』に書きました。著者の意図するところではないかもしれませんが、前の2作よりも深みを感じた気がします。肛門やらの話に拒絶反応のある人以外は、3部通して、楽しめるはず。これで終わるのはさみしいな、と思います。またのエッセイを期待したいです。
13. 『ハリー・ポッターと賢者の石: Harry Potter and the Philosopher's Stone』
『ハリー・ポッターと賢者の石: Harry Potter and the Philosopher's Stone』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳), 静山社
本ブログのテンプレートを変えようと決意したものの、些細なことでつまずき、気分転換のために「魔法の世界へ行こう」と読み始めました。アマゾンのキンドル・アンリミテッドで無料で読めるのが嬉しい。このシリーズ1作目が発売されたのは、英語版は1997年、日本語版は1999年なのだそう。ということは、もう20年以上前になるんですね。発売された頃も読んだし、映画も見たことがあるはずなのに、相変わらず全く覚えていないことが多すぎて。楽しんで読めました。
14. 『ハリー・ポッターと秘密の部屋: Harry Potter and the Chamber of Secrets』
『ハリー・ポッターと秘密の部屋: Harry Potter and the Chamber of Secrets』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳), 静山社
「ハリー・ポッター」シリーズの2作目。昔読んだ内容をあまりに覚えていないので、今回はせめてゆっくり読むことにしたんです。ところが、ゆっくり読んでも、途中でときどき「この人誰だっけ」ってなってしまう。つまり、内容どころか人でつまずいてます。外国人の名前が絶望的に覚えられなくて。外国人の顔も名前も覚えられないから、映画でも「この人誰だったっけ」ってなるのはしょっちゅう。なんとかしたい。話は逸れましたが、2作目も楽しかったです。設定とか伏線の張り方がすごい本ですよね。きっとこれからもっと、「あーそういうことか」ってなるはず。楽しみです。
15.『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳), 静山社
「ハリー・ポッター」シリーズの第3巻。思い出しました。20年くらい前に読んだとき、この巻はちょっと怖かったんでした。今回も怖かったです。読み終わったのが夜中だったので余計に。このシリーズ、終わったらもう一回りしようと思っていますが、次回は、この巻は昼間に読みたいです。
16.『ハリー・ポッターと炎のゴブレット: Harry Potter and the Goblet of Fire』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット: Harry Potter and the Goblet of Fire』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳), 静山社
「ハリー・ポッター」シリーズの第4巻。ハリー・ポッターシリーズは、これまでも長かったけれど、この巻は上下に分かれてるんですよね(Kindle版は上下に分かれていません)。それほどに、長い本です。長いけれど、退屈せずに読めるのがこのシリーズですよね。読みながら、養老孟司さんの『真っ赤なウソ』で、ハリー・ポッターに言及されていたのをチラチラ思い出してしまいます。
17.『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団: Harry Potter and the Order of the Phoenix』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団: Harry Potter and the Order of the Phoenix』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳), 静山社
「ハリー・ポッター」シリーズの第5巻。相変わらずダンブルドアは格好いいです。それは20年前に読んだときから変わらないところ。今回、このシリーズを、「世の中にはいろんな人がいる」そんなことを思いながら読んでいます。そこは、少しだけ社会人を経験した今と、20年前に読んだときと違うところかもしれません。
まとめ
2023年に、何冊読めるかは分かりません。
ここに感想を残すなら、さっと読み流すだけというわけにはいかないだろうし。
何より、一番したい英語の学習さえ、ぼちぼちというペース…。
*海外ドラマ『グッドプレイス』で英語学習をしています。
だけど、何冊読むかというよりも、記録を残すこと、自分は何を思ったか考えることが目的なので。
気負わず、ゆっくりやっていきたいと思います。