私にとって、「渡米前と、渡米後」には、こんな違いがあります。
渡米前
- 仕事をしていた
- 専業主婦には絶対に向いてない、と思っていた
渡米後
- 仕事をしていない
- 専業主婦になった
アメリカで働くこともできず、専業主婦になりました。
そして、時間が経つにつれて、「私は何もできない」という思考になっていきました。
今は、こんな状態です。
- 「何も出来ない」と思う自分から抜け出したい
- 抜けつつある。と思いたい
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渡米前、社会人だった頃のこと
学校を卒業後、派遣社員を経て、30歳前で外資系企業に就職。
30代前半、渡米を諦めきれない自分に気が付き、ニューヨークへ。
派遣時代には、同じくニューヨークへ短期留学も経験しました。
派遣社員時代
学校を卒業後、思うところあって派遣社員をしていました。
ですが、ある時。
とんでもなくしょうもないことで、「きらりさん、派遣しか経験してないからね」と言われたことがありました。
内容は覚えてません
それも、私が、「コネの腰掛けなのかな」と思っていた人に言われて。
私のその言い方よ…
これからどうしようか、と考えつつ、ひとまず短期留学中だった私。
時間がたくさんあったので、「派遣しか経験してない」という言葉についても考えてみました。
その結果。
![](https://1.bp.blogspot.com/-QPc7ED97Ioc/YPo6EtWhd2I/AAAAAAAABYo/bWc1BkBNHWIBP8VXUufO_ZTWIGt7zjg4QCNcBGAsYHQ/s0/2021.01.profile-pic.png)
やっぱり、正社員というのは、私には分からない何かがあるのだろう。一度やってみよう。
そう思って、日本へ戻ったあと、転職サイトに登録し、正社員の職を見つけました。
当時、私は 転職サイトdoda(デューダ)にお願いしました。TOEIC高得点で派遣→外資系正社員に!他メリット6つでも書いたように、高得点は武器になったけれど。面接してくれる会社を探してもらったり、履歴書の添削をしてもらったり。それはきっと、自力では難しかったと思ってます。レールからはみ出していた私を就職させてくれるなんて、プロってすごいなと感じました。
正社員時代
正社員として過ごした数年間。
確かに、正社員だからこそ得られたことはありました。
そういう意味で、考えるきっかけをくれた彼女には、感謝しています。
たった数年なので、見えていないこともたくさんあると思いますが
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派遣と正社員、両方を経験したからこそ、見えたこともあるかな
そんな中。
30代前半に、友人と祖母が相次いで亡くなりました。それが、私を駆り立てたのかもしれません。
渡米するなら今しかない
としか思えなくなり、仕事を辞めてニューヨーク行きを決めました。
渡米後のこと
結局、渡米後、やりたかったことは出来ませんでした。
そして、結婚し、昔は想像もしていなかった「専業主婦の自分」になりました。
専業主婦でよかったことも、苦しかったことも、両方体験しています。←いまここです
アメリカで結婚
「渡米するならもう今しかない」
そう思ってニューヨークへやって来ましたが、結局、やりたかったことは出来ませんでした。
一方で、あれほど彼氏や結婚に縁も興味もなかった私でしたが、
そろそろ家庭と仕事を両立する人生もいいかも
と、ふと思った日がありました。
渡米間もない時期で、まだやりたいことに燃えて?いて、まず語学学校通っていた頃でした。
語学学校って、束縛時間が多くないので。
日本で仕事をしていた頃に比べて、突然、心にも時間にも、余裕ができたんだと思います。
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両立する人生もありかも
そう思った頃、不思議なもので彼氏になる人と出会い、やがて結婚しました。
専業主婦になったわけ
アメリカでは外国人である私。働くには、労働許可が必要です。
結婚した当時、私は労働許可を持っていませんでした。
それが、とりあえず専業主婦になった理由です。
結婚したのは、ちょうど、やりたかったことをあきらめた頃。
もし日本に住んでいたら、
とりあえず何か仕事を探してみようかな
と考えたと思います。
でも、ここはアメリカ。しかも、永住権(グリーンカード)の申請を始めたところでした。
万が一、労働許可を持たずに働いていることがバレて、グリーンカードの申請が通らなかったら。
これまでアメリカで頑張ってきた夫に、迷惑をかけることになる。
それは絶対にできない。イコール、主婦。となりました。
「何もできない」自分
専業主婦になりたての頃は、正直、
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こんなにも時間がたくさんあってうれしいな。なんでもできるやん!
って思いました。
白状すると、はじめの一週間は、日本のテレビを見まくりましたけど
渡米した目的が達成できず、絶望感はありましたが、新しい生活で少し気が紛れていたと思います。
それに、まだ、
次に何ができるか考えよう
と前向きな気持ちでいました。
いざ時間があっても。
なーーーーんにも出来ませんでした。
やりたいことが分からない。何が出来るかも分からない。
とりあえず、これはいいかも、やってみようかな、そう思って手を出してみるけど、何も全然できない。
「何かが出来る自分」になれず、ただただ時間だけが過ぎていきました。
そして、「私は何もできない」。そんな気持ちだけが、どんどん大きくなっていきました。
もちろん、日常生活の中で、楽しいことも、うれしいこともあるけれど。
やっぱり、「何もできない」と、心のどこかで日々思い続けるのは、なかなか辛かったです。
そしていま
自分は何も出来ない、としか思っていなかった頃を経て。
いまやっと、こんなふうに思えるようになりました。
- 辛かったけど、苦しみの中、考えて得られたことで、少しはいいこともあったかな
- もがいたけれど、少しは光も見えてきたかな
どうしてそう思ったのか、そんなことも書いていきたいと思っています。
まとめ
自分のことは、いくつになっても未熟者だな、と、ずっと感じてきました。
ですが、最近になって、やっと悟ったんです。
これはもう、今後ずっとそうなんだろう…
そうであれば、
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こんな自分を受け入れて、未熟者なりに、思うことや感じることを綴っていけたらいいな
と思うようになりました。
若い頃からの人生の目標は、「未熟者から卒業する」ではなく、かわいいおばあちゃんになることです。なれるかな?
『キラリなひびを』は、そんな私、きらり(kirari) が書いているサイトです。
![](https://1.bp.blogspot.com/-QPc7ED97Ioc/YPo6EtWhd2I/AAAAAAAABYo/bWc1BkBNHWIBP8VXUufO_ZTWIGt7zjg4QCNcBGAsYHQ/s0/2021.01.profile-pic.png)
記事の何かが、誰かの「キラリな日々」の、小さなかけらにでもなれたら
この気持ちも忘れずにいたい、と思います。
それに。
日本人夫婦のもと海外で生まれ育つ子どもは、
日本だったらしなくていい苦労をするかもしれません。
私の少し頑張っている背中が、そんな子どもの小さな応援になればいいなとも思っています。
☆クリックしてくださった方、フォローしてくださった方、どうもありがとうございます。とても励みになります。