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【体験談】子連れでエリック・カールの世界へ in NYC

エリック・カールのお部屋に行ってきた in NY- Eric Carle の世界

ニューヨークのロウアー・マンハッタンにある、有名な絵本作家エリック・カール/ Eric Carle の ”discovery room” へ行ってきました。ルームというだけあって広くはありませんが、2歳児がふらっと立ち寄るのには良かったです。

*この展示は2024年の4月15日までなのだそうです (Exploring Our Waters with Eric Carle より)。



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サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムの場所


ロウアー・マンハッタンの、サウス・ストリート・シーポートに、サウス・ストリート・シーポート・ミュージアム/ South Street Seaport Museum があります。その中に、”Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle” というコーナーがありました。

Map of  South Street Seaport Museum

ミュージアムとはいっても、人によっては5分くらいで回れそうなくらいとても狭いので、びっくりされるかもしれません。エリック・カールの部屋は、このミュージアムの入ってすぐ右側にあります。


エリック・カールの部屋の対象年齢


公式ページには、

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle is designed specifically for children aged 2–7 and their adults.

 2-7歳を対象にデザインされている、と書かれています。


入館料


建物の入り口には、無料 /FREEと書かれていました。

Picture of  South Street Seaport Museum

が、ウェブで見てみると、入館料は、任意の金額になっているようです。

任意とはいっても一応目安はあって、大人18ドル、3〜17歳の子どもは5ドルと書かれています(2023.04現在)。

例えばメトロポリタン美術館では、任意の金額を選べるのはニューヨーク在住者など条件があり、証明も必要ですが、ここは誰でも任意です。

あらかじめ、ウェブで申し込むこともできます。その際は、

  • 全額
  • 半額
  • 1ドル

の中から選べるようになっています(2023.04現在)。

また、

board and tour the 1885 tall ship Wavertree and the 1908 lightship Ambrose

書かれていて、このチケットで、ミュージアム近くのピアに置かれいてる昔の船のツアーにも、無料で申し込めるようです。


discovery roomの様子


部屋のテーマはヤドカリとアヒルの絵本


部屋は、エリック・カールの絵本、

の2冊がテーマになっていました。



こんな部屋でした。

Picture of Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carle


ここにはヤドカリ/ hermit crabが展示されているようなのですが、私が訪れた時はコロナの影響か、水槽の中にhermit crabはいませんでした。


The Friendly Floatees と10 Little Rubber Ducks


1992年、香港からアメリカ西海岸ワシントン州に向かっていた貨物船から、カエルやビーバー、カメ、アヒルなどの浮かべるおもちゃが、たくさん海に落ちてしまいました。その数、28,800。

たくさんのアヒルたちなどが海をただよい、漂白され白くなりながらも、年月をかけ、世界の各地にたどり着いたのだそうです。アメリカの東海岸にも8年後に漂着したとか。

©︎ NordNordWest


海に落ちてただようことになった”Friendly Floatees”たち。エリック・カールの『10 Little Rubber Ducks/ 10このちいさなおもちゃのあひる』は、そんな話が元になって書かれた絵本なのだそうです。

*以上は、館内の説明書きとWikipedia より


discovery roomの中の様子


下は、このエリック・カールの部屋で撮った写真です。

ちょっとしたおもちゃも置かれていました。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleのおもちゃ

アヒルさん何匹分?と身長をはかったり、船の舵で遊べます。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleで身長測定

地面のこの画像は、違う絵に変わります。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleの画像

海の動物たちーエリック・カールの絵と、実際の写真。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleの絵と写真

エリック・カールの紹介と、絵本。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleの著者紹介と絵本

カードを好きなように並べて、自分なりのお話を作ってみよう、というコーナーもありました。

Seaport Discovery: Exploring Our Waters with Eric Carleに置かれていたカード


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サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムの様子


ミュージアムでは、サウス・ストリート・シーポートの歴史なども知ることができます。以前、印刷業が盛んだったようで、こんな展示もありました。

サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムの写真

ちょっとした売店もあります。

サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムの売店

建物の入り口には、2012年ハリケーン・サンディの時に、ここまで水がきたという印も書かれていました。この地域が、甚大な被害を受けたことが分かります。

サウス・ストリート・シーポート・ミュージアムでのハリケーンサンディ被害の印



エリック・カールの世界に触れられる他の場所


ニューヨーク州生まれのエリック・カール。彼の美術館「エリック・カール絵本美術館/ THE ERIC CARLE MUSEUM OF PICTURE BOOK ART」は、ニューヨーク市から車で3時間ほどの、マサチューセッツ州にあります。


訪れたときの記事はこちらです。


また、日本の二子玉川には、インドアプレイグラウンド施設「PLAY! PARK ERIC CARLE」があるんですよね。すごく気になってます。帰国した時に、機会があったら行ってみたいです。


まとめ


こんな記事を書いておいて何ですが、本当に全然広くないですし、週末でもあまり人もいないし、入って来てもちらっと見て帰っていく人がほとんどでした。

エリック・カールが好きすぎる人や、子連れで周辺を訪れたときに、子どもの気分転換のために行くくらいがおすすめかもしれません。

このミュージアムの周辺エリアも、見どころがいろいろあるので。我が家は、Pier 17 /ピア17のパンプキン・アーチを見に行ったついでに寄りました。

ピア17のパンプキン・アーチ / Pier 17 Pumpkin Arch
うしろに、ブルックリン・ブリッジやマンハッタン・ブリッジが見えます

とはいえ、うちの子どもはなかなか帰らせてくれなくて、楽しんでいたようでした。親としても、エリック・カールの絵は好きだし、子どもにも気に入ってもらえたみたいなので、行って良かったと思います。

ニューヨークにも、エリック・カールの世界に触れられる場所がある、というのは嬉しいです。


東京では、いわさきちひろさんの美術館へも行きました。

そんな記事も書いています。



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