NY市から受け取った臨時収入ーNew York City Resident Health Surveyー


NY市から受け取った臨時収入ーNew York City Resident Health Surveyー

ニューヨーク市から我が家に、New York City Resident Health Survey というアンケートの案内が郵送されてきました。ちらっと読んでみたところ、このアンケートに答えると若干の報酬がもらえるらしい。いまは主婦生活をしている私にとっては、少額としても、

自分で稼げるなんてありがたい

そこで、アンケートに答えてみることにしました。

この記事では、どんなアンケートだったのか、そもそも、懸念点はなかったの?どうやって払拭したの?ということ、ニューヨークらしいかも?と思った点、報酬などについて書いています。



NYCから送られてきたアンケート

New York City Resident Heath Surveyの中身や聞かれたことのイメージ画像

送り主と、ニューヨークらしいと思った封筒の中身

送り主は、ニューヨーク市の保健精神衛生課(Department of Health and Mental Hygiene)だと書かれていました。封筒の中には、2枚の紙が入っていました。

  • ① Dear New Yorker, から始まる文章
  • ② Frequently Asked Questions

1枚目の紙には、アンケートの目的や概略、やり方などが書かれていました。2枚目はその名の通り、よくある質問とその答え。どちらの紙も、裏はスペイン語で埋め尽くされていました。多分同じことが書かれていて、ニューヨークでのスペイン語圏の人の多さを感じます。

そして、

このアンケートを答えている時に emotional distress(精神的苦痛)を感じたら、この番号に電話してね

と書かれてる欄には、スペイン語に加えて中国語の文字も。確かに、地下鉄のお知らせなどでも、スペイン語のほか、中国語の表記も見かけます。同じ市内でも、地域によって、貼ってある紙の第二言語は違いますけれど。

ちなみにこの電話番号、カウンセラーが年中無休(24 hours a day, seven days a week)で話を聞いてくれるのだそうです。おまけに、200以上の言語の通訳が可能とのこと。

すごく多いなぁ

と感じたのですが、日本でも、東京とかだったらそんなものなのでしょうか。

とはいえ、ここはニューヨーク。何かといい加減なアメリカ的サービスを感じることは多いので、正直、どこまでちゃんと対応してもらえるのか疑問だったりもします。でも、こんなサービスがあるというのはいいことですよね。

他には、市民権や合法的なステータスかについては聞きません(We do not ask about your citizenshi or legal status)、とも書かれていました。こういうところも、なんだかニューヨークっぽいように感じます。

あれ?日本でも、行政からのアンケートってそんなものでしょうか


回答方法

アンケートの質問自体は、オンラインのサイトで見られるようになっていました。回答もネット上でします。ただ、ネットを使えない人は、電話でも答えられるそうです。

英語の電話で質問されて答えるなんて、ちょっと大変そう

私はもちろん、ネットでの回答を選びました。


気になった、よくある質問とその答え

上に書いたように、このアンケートに関するよくある質問、という紙も入っていました。気になったところを抜粋します。

Q. New York City Resident Health Survey って何ですか?どんなことを聞かれますか?(What is the New York City Resident Health Survey? What will the survey ask me?)

A. ざっくり書くと、”コロナによる影響を含めた、市民の健康状態などを調べたい”、というのが目的のようでした。この調査への参加は任意で、質問をスキップしてもいいし、いつやめてもいいです、とも書かれていました。


Q. 私の住所が、どうして分かったのでしょうか?(How did you get my address?)

A. ニューヨーク市の全住居のアドレスから、ランダムに選びました。

郵便の宛名は、名前ではなく、New York City Resident となっていました

Q. この調査は公式なものだ、と、どうしたら分かりますか?(How do I know this is an official NYC Health Department survey?)

A. この調査に関する情報が書かれている、市のウェブサイトアドレスが書かれていました。他にも、Health Department のプロジェクトマネージャーの電話番号なども書かれていました。


Q. 個人情報は漏らせれませんか?プライバシーは守られますか?(Is my information confidential? Will my privacy be protected?)

A. もちろん、漏らされないし守られる、とのことでした。おまけに、もしこのアンケートに答えなくても、あなたにもあなたの家族にも、何の影響もありません、というようなことも書かれていました。

全体的に、安心できるような情報が書かれているように感じました


アンケートの内容について

実際に、アンケートのサイトにアクセスしてみました。すると、アンケートは、こんな文章から始まりました。 

Covidのことだけでなく、1歳から4歳までの子どもや、あなた自身、家族の健康や行動についても聞きますが、どの質問も、親としての技量をジャッジするつもりはありません。

質問はとてもたくさんありました。どんな質問があったのかについて、一般的な質問と、日本でもこんなこと聞かれるかな?とかこんな選択肢あるかな?と感じた質問に分けて、ざっくり書こうと思います。


一般的な質問

出産後のこと、子どもの健康・病院など

子どもに関する質問が、けっこう多かったです。ほんの抜粋ですが、例えばこんなことを質問されました。

  • 育休を取った日数
  • 過去12ヶ月で、注射やワクチン、定期検診を受けたかどうか
  • 過去12ヶ月で、コストの問題で、子どもに薬をあげられなかったり、あげるのが遅れたりしたことがあるかどうか
  • 発達や肥満、ぜんそくやその他に病気に関する質問
  • その他

育休を、短い間とはいえ、法的に取れるようになったのは最近のようです(NY州の法律で、2018年から義務化され、2018年が8週、2019ー2020年が10週、2021年が12週と、今では12週とれるようになりました。例えばこちらに載っています。)。育休の質問は、その実態を調査しているのかなと思いました。

2018年頃、地下鉄に、この法律のポスターがよく貼ってあったのを覚えています

子どもの生活環境

子どもの生活環境に関する質問は、こんなふうでした。

  • 絵本を読んだり、歌を歌ったりした頻度
  • 就寝時間
  • テレビやスマホを見せた時間
  • 野菜や果物、ジュースを、それぞれどのくらいあげているか
  • その他
国は違っても、答えは似たようなものになるのでしょうか。アンケート結果、少し気になります。

自分の生活環境

  • 賃貸か、持ち家か
  • そのおうちは何ベッドルームか
  • 過去12ヶ月で、食べ物を買うお金があるか心配になったり、お金がなくて食べ物が変えなかったことがどのくらいあったか
  • ネズミやゴキブリ、カビなどの問題
  • 喫煙について
  • その他
日本のように、2LDKというような言い方ではなく、2bed2bathというような言い方をします。なので、質問は何ベッドルーム?で、寝室の数を答える形でした。


一般的な質問まとめ

その他にも、いろいろな質問がありました。例えば、他には、2020年3月からのCOVID-19の影響で起こったことについて、上に書いた以外にもまとまった質問があったり。

こう振り返ると、パーソナルな質問が多いですね。


ニューヨークらしいと思った質問や、回答の選択肢

せっかくなので、ニューヨークらしいというか、日本でもこんな質問や、わざわざこんな選択肢があるかな?と考えさせられたものについて書いてみようと思います。

子どもが1歳になるまで、どんな childcare arrangement を使っていましたか?

回答の選択肢は、

  • 保育園
  • ベビーシッター
  • 両親
  • その他

などが続いて。最後の選択肢は、
  • 1歳になるまでは親や保護者ではなかった
というものでした。

家の中では、どんな言語を話しますか?

選択肢は、

  • 英語
  • スペイン語
  • ロシア語
  • 中国語
  • ベンガル語
  • ハイチ・クレオール語
  • その他

もちろん、日本語はその他になるので、Japanese と入力しました。

日本人はマイノリティだな、と感じることは多いです

統計のために、性別を確認させてください。あなたは女性ですか、男性ですか?

選択肢は

  • 女性
  • 男性
  • その他

この回答の選択肢は、結構よく見かけます。今は、日本でもそんなふうでしょうか。

子どもの、あなた以外の親の性別は、女性ですか、男性ですか?

選択肢は上と同じく、

  • 女性
  • 男性
  • その他

同性婚や、同性婚で子どもを持つことが、日本よりは珍しくないように感じます。

あなたのネイバーフッドはどの程度安全だと思いますか?

選択肢は、

  • とても安全
  • ある程度安全
  • あまり安全でない
  • 全く安全ではない

日本でアンケートを取るとして、こんな質問や選択肢があるようにはあまり思えませんでした。

安全って本当にありがたいことなんだ

と、こちらへきてから実感するようになりました。

当たり前すぎて気付かないこともある、と知りました

あなたの家族はどんな場所に住んでいますか?

選択肢。

  • 経済事情で家を失ったので、友達、家族の一員、もしくは違う人の家に住んでいる
  • モーテル、ホテル
  • シェルター、emergency housing
  • 車、公園、キャンプグラウンド、トレーラー・パーク、廃墟、ストリート、あるいは、その他の公共の場
  • 自宅(A private home or apartment) 
  • それ以外

賃貸、持ち家、その他、ではなく、こんなに選択肢があるんだ、と感じました。

emergency housingというのは、こちらのページによると、ホームレスやホームレスになりそうな人、家庭内暴力などから逃れる人などと、その家族のための部屋だと書いてあります。

これから、子どもの◯ヶ月の生活で起こった出来事について伺います。どの家庭にでも起こりうることではありますが、これらの質問に答えるのは不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。答えたくなければ質問を飛ばしてください

という注意書きのもと、始まった質問。

 ・子どもが、刑務所に入っていた親や保護者と一緒に暮らしたことはありますか?

 ・里親制度やイミグレーションにより親や保護者と離されたことはありますか?

子どもが罵られたりしていないか、もっとひどい状況に置かれていないか、というような質問もありました。


アンケートの感想

全体的に、質問の内容から、ニューヨークという街の実態を、改めて身近に感じました。何より、日本に住んでいた頃と比べて、やっぱり安全ではないんだな、と再確認。

それと同時に、いろんな人が住んでいる街なんだというのも、改めて実感しました。

日本を離れて、すごく長くはないけど、短くもない年月が経ちました。今の日本だったら、別に違和感はないよ、という質問や選択肢もあるかもしれないですね。


アンケートに答えたあとのこと

New York City Resident Heath Survey回答後の感想や報酬、のイメージ画像

回答にかかった時間と報酬

回答にかかる時間は、30ー40分程度だと書かれていました。私のように、じっくり読みながら回答しても、そのくらいの時間で済みました。と言いたいところですが、実は、1問、意味がよく分からない質問があって。まぁ思うように解釈して回答しておけばいいでしょう、とも思ったのですが、時間もあったので、電話をして質問の意味を教えてもらったりしました。その時間を除けば、アンケートに答えた時間は30分くらいでした。

そして、気になる報酬は30ドルでした。単純に時給計算して、時給60ドルのアルバイトをし30分した。と思えば、主婦としては、そう悪くはないかなー。


報酬の受け取り方

報酬は、eメールで受け取るか、郵送で受け取るか、が選べます。私はeメールを選びました。

アンケートに答え終わったあと、誘導されるがままに登録をし、手続きを順に進めていきます。すると、問題なくすぐに受け取ることが出来ました。受け取ったカード自体も、何の問題もなく、普通に利用できました。

その後、数ヶ月経っていますが、奇妙な勧誘が増えた、とか、そういう変な目にはあっていないです。


懸念点と、解消法

このアンケートを答えるにあたって、一番の懸念は、あやしくないのかな?ということでした。もしかして詐欺かもしれないし。だけど、

  1. 電話がかかってきて、何かの番号を教えて下さい、という、よくある感じの詐欺ではなさそう
  2. 封筒に入っていた紙の内容も、ちゃんとしてそうに見える
  3. 個人情報をたくさん教えないといけない感じでもなさそう
  4. アンケートのサイトを見てみたけれど、特に変ではなさそう
  5. 何より、FAQを読むと、大丈夫そうな感じがする

それでもやっぱり、ちょっと心配ではあったのですが、多分、これ以上はやって見ないと分からない。もうやってみて、質問が変だったら引き返そう。

そんな葛藤を経て、やってみることにしました。上にも書いたように、よく分からない質問があったので、一度電話で問い合わせまでしたのですが、電話の対応も変ではなかったです。

最終的に、無事に報酬を受け取れて、ちゃんと使えた、というのが何よりの懸念点の解消法になりました。

今となっては、もっとあやしいアンケートだったら、パスワードなどの個人情報を聞かれたり、もう少し報酬が良かったりするかもしれないな、と思います。

ニューヨーク市って、ワクチン接種率を上げるために、ワクチンを受けただけで100ドルもらえた時期もあったんです。それに比べて、30分のアンケートで30ドル。ワクチンと違って、自分にとって30ドル以外のメリットは何もないわけで。

いま振り返ってみたら、あんなに迷わなくてもよかったのかもしれません。


やってみて良かったと思ったこと

最後に、やってみてよかったな、と感じる点を書いてみたいと思います。

  • ちゃんとした英語に触れられた
  • 好きな時間に出来た
  • ちょっとはニューヨーク市の役に立てるのかな?と思ってる
  • 報酬がもらえた

正直なところ、英語に触れる一環としてやってみよう、と思った部分も大きかったです。外国に住んでいるとは言っても、自分で機会を作らないと、なかなか英語に触れなくて。市のアンケートだったら、いわゆるちゃんとした英語に触れられる、とも思いました。

英語を読んで、理解して、回答して。ちゃんと最後までアンケートを回答することが出来たのは、私にとって小さないい経験になりました。このアンケートは、一旦保存して、また再開することもできるようになっていて。自分の空いている時間に出来る、という点も助かりました。

それに、これは市のアンケート。今のところ、ここニューヨーク市に住むのは好きだなと感じているので、市が今後何かする上で、小さな小さなお役に立てていたら、それはうれしいと思いました。

そして何よりも、「自分で稼ぐ」ということを、ここのところしていなかった私。少ない額ではありますが、稼ぎを生み出せた、ということもうれしかったです。


さいごに

New York City Resident Heath Survey回答を実際にしてみた感想とまとめ、のイメージ画像

なんだかよく分からないアンケートがニューヨーク市から送られてきた、興味はあるけどどうしようか迷っている。と思っている方がいらっしゃったら。少なくとも、このアンケートと同じようなものであれば、怪しくはないと思います。

質問される内容は興味深かったし、私もニューヨーク市民の一員なんだなぁという気分をちょぴり味わうことができました。英語の勉強にもなったし、報酬ももらえたし。やってみると、いいことばかりでした。

めんどくさいといえばそうとも言えますが、私はランダムなアンケートにあたって、ラッキーだったと思うことにします。


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