気がつけば、NY観光で、(ほぼ)無料で行ける美術館などが、以前より減ったような。
今でも無料のところや、住民なら無料や任意料金で行ける施設・方法などをまとめました。
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誰もが対象ーNYの住民以外も!
まず、観光でNYを訪れた方も、誰でも、無料で行けるところを探しました。
誰でも無料・任意料金で行ける施設
2025年現在、NY市内の、誰でも無料 (または任意料金)で入れる美術館などを調べてみました。
ただ、どこも事前の予約は必要そうで、チケットの数が限られている、と書かれている施設もあるので、予約は頑張った方がいいかもしれないです。
予約開始の時間は、何日か前だったり当日だったりと、施設によってそれぞれです。
また、施設によっては、「この展示を見るには別途料金が必要」となる場合もあります。
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ホイットニー美術館
グッゲンハイム美術館
フリック・コレクション
イサム・ノグチ美術館
- イサム・ノグチ美術館 /The Noguchi Museum
- 毎月最初の金曜日は無料 (Free First Friday)
ブルックリン美術館
- ブルックリン美術館/ Brooklyn Museum
- 2〜6月、8月、10月の第1土曜日、午後5〜11時が無料
*”First Saturdays are back! ”ということで、2025年の2月に一旦中止になり、来月5月に再開されるようです。上に書いた開催月は、これまでのものになります。
国際写真センター
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ニューヨーク科学博物館
- ニューヨーク科学博物館 /New York Hall of Science
- 毎週金曜の午後2〜5時が無料 (COMMUNITY HOURS)
ニューヨーク・トランジット博物館 in グランドセントラル駅
- New York Transit Museum Gallery & Store in Grand Central
- ニューヨーク・トランジット博物館 /New York Transit Museum (ブルックリンにあります)の、ギャラリーとショップ
- 毎年、年末に、Holiday Train Show をしていて、 にぎわっている印象です (無料です)
- ローアーマンハッタンにも、ショップ (NY TRANSIT MUSEUM SHOP AT 2 BROADWAY) があります
ニューヨーク市立博物館
- ニューヨーク市立博物館 /Museum of the City of New York
- 毎週水曜日が無料
ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム
ブルックリン子供博物館
- ブルックリン子供博物館 /Brooklyn Children’s Museum
- 毎週木曜日の、午後2〜5時は無料
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ブロンクス動物園
- ブロンクス動物園 /Bronx Zoo
- 毎週水曜日は無料 (Wednesday Tickets参照)
- 水曜のチケットは2種類 (WEDNESDAY ADMISSIONと、WEDNESDAY LIMITED ADMISSION)がある
- WEDNESDAY ADMISSIONは、入場料プラス、有料の乗り物やアトラクションが無制限
- WEDNESDAY LIMITED ADMISSIONに含まれるのは、入場料のみ
- WEDNESDAY ADMISSION のお値段は、通常のチケット同様、季節によって異なります
ニューヨーク水族館
- New York Aquarium /ニューヨーク水族館
- 毎週水曜日午後3〜5時まで無料 (Wednesday Afternoon Tickets)
ニューヨーク植物園
- ニューヨーク植物園 /New York Botanical Gardens
- Bronx Neighbors Program:ブロンクスの住民は、火ー日と祝日の月曜日が無料
- Grounds Access Pass:NY市民は水曜が無料 (火、木ー日はディスカウント)、その他の人は水曜の午前10ー11時は無料
ブルックリン植物園
- ブルックリン植物園 /Brooklyn Botanic Garden
- 12〜2月の火〜金は、任意料金 (Pay what you wish)
クイーンズ植物園
- クイーンズ植物園 /Queens Botanical Garden
- 季節によって無料の対象が異なります
- 4月〜12月半ば:毎週水曜日の午後3〜6時と、毎週日曜日の午前9〜11時が無料
- 12月半ば〜3月:無料
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おまけ
同じチケットで2ヶ所訪れられるものなど、上以外のちょっとお得になることも書いておきます。
MoMA PS1
MoMA tickets can be presented for free admission to MoMA PS1 within 14 days.
クロイスターズ美術館
- クロイスターズ美術館 /The Met Cloistersでは、メトロポリタン美術館のチケットが使えます (同日のみ)
All tickets include exhibitions and same-day entry to both Met locations for the date on your ticket.
ニューヨーク近代美術館
- MoMA のチケットがあると割引になるレストランなどもあるようです
New York City Ballet
- ニューヨーク・シティ・バレエ団 /New York City Balletには、$30 FOR 30® + UNDER RUSH PROGRAMというものがあるみたいです
- 若くて興味ある人は、試す価値がありそう
子どもは無料が多い
NY市内の美術館、博物館、動植物園などは、子どもは無料ですが、無料になる年齢はさまざまです。
また、キッズ・ウィークのように、大人も一緒に無料になるイベントが開催される場合などもあります。
割引になるプログラム
上で書いてきたように、無料になるプログラムもあるのですが、やはりどうしても曜日や時間が限られてしまいます。
なので、私は以前NYへ観光で来たときには、下のようなパスを何度か使いました。
行きたいところがいくつかあるなら、お得で便利だと思います。
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NYの住民などが対象
次に、NYの住民が対象となっているものについて書いてみます。
NYの住民などは無料・任意料金
NYの住民と言っても、NY市民、NY州民、他州 (ニュージャージー州、コネチカット州) からの学生、限られた地域の住民、などの違いがあるみたいです。
また、学生が無料の対象となる施設もありますが、それぞれの施設によって、対象となる学校もいろいろのようでした。
チケットの購入方法も違ったりするので、リンクからご確認ください。
メトロポリタン美術館 (The Met)
- メトロポリタン美術館 (The Met) /The Metropolitan Museum of Art
- NY州民、ニュージャージー州、コネチカット州の学生は任意料金 (pay-what-you-wish tickets)
*以前は誰でも任意料金でしたが変更になっています
クロイスターズ美術館 /The Met Cloisters
- クロイスターズ美術館 /The Met Cloisters
- 任意料金の対象は、上のメトロポリタン美術館と同じ
ニューヨーク近代美術館 (MoMA)
- ニューヨーク近代美術館 (MoMA) /The Museum of Modern Art
- UNIQLO Friday Nights:NY州の住民 (New York State residents) のみ、金曜の午後 5時半〜8時半が無料
Same-day film tickets are also free for New York State residents, and are available on-site after 4:00 p.m
*以前は、金曜の夕方は誰でも無料でしたが、変更になっています
MoMA PS1
- モマ PS1 /MoMA PS1
- NY市民、NY州民はいつでも無料です
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アメリカ自然史博物館
- アメリカ自然史博物館 /American Museum of Natural History
- NY州民は任意料金 (Pay-What-You-Wish) が選べます
*以前は誰でも任意料金でしたが変更になっています
National September 11 Memorial & Museum
- ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム /9/11 memorial&museum
- ニューヨーカーのみ、毎月第1日曜日の午後4〜7時まで無料
ニューヨーク市立博物館
- ニューヨーク市立博物館 /Museum of the City of New York
- NY州民は任意料金
- Neighbor Program:zip codes 10029, 10035, or 10037 の住民や、この郵便番号内の地域で働いている人は無料
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無料になるプログラムなど
住民が参加できる、お得に行けるプログラムがいくつかあります。
IDNYC
- NY市が発行する身分証明書 IDNYC を使うと、各施設のメンバーシップに、1年間無料で応募できるなどの特典あり
- The Museum and Cultural Institution Benefits 参照
Culture Pass
- New York Public Library (マンハッタン、ブロンクス、スタテン島)、Brooklyn Public Library、Queens Public Libraryのカードで応募できるパス
- 使える施設などはこちらを参照ください
- 1年間に使える回数に、制限がある施設が多い印象です
Cool Culture Family Pass
- このパスは、2025年現在、 Cool Culture プログラムに参加している学校を通して申し込むことができます
- クール・カルチャー・パス自体は、個人では申し込めません
- 上に書いたカルチャー・パスより、使用回数や人数の制限が緩く、使いやすい印象です
その他
上の、『子どもは無料が多い』のところでも書きましたが、ここに書いた各施設で、誰もが無料で参加できるイベントがあったりもします。
そんな時は、それはそれで混みそうなので迷うのですが、これまでに何度か行ったことがあります。
子どもが少しでも楽しんでくれたら、それでいいかな、と気軽に行けるのは助かります。
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まとめ
去年、『楽園のカンヴァス』(原田マハ /著, 新潮文庫)を読んで、久しぶりにMoMAへ行こうと調べたら、
今や任意料金は、住民だけが対象になっていると知り、びっくりしました。
また、『体験格差』(今井 悠介 /著, 講談社現代新書)を読んで、
と改めて感じたので、今回こうして、どうしたら行きやすくなるかを調べてみました。
ざっくりと、軽く調べた範囲で書いただけですが、

と思っているのですが、どうでしょうか。
自分にできる範囲で、ちょっと工夫して、子どもの「体験」を増やしていけたらいいなと思っています。
ここで書いたこと以外にも、また新たに知る情報があれば、付け足したいと思います。