海外ドラマ「グッドプレイス」で英語学習。シーズン1の3話目に入りました。
それにしても、なかなか進みませんね。
でも、セリフの一言一言を、「これはなんて言っているのだろう」と考えるのは、思ったより勉強になるなぁと思うので。
コツコツやっていくことにします。
前回、2話目の最後はこちらです。
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1-3-1. スクリプトと訳
第1シーズン
第3話『Tahani Al-Jamil』だいたい0分〜1分のところ
”Chidi: So, Aristotle was Plato’s student. And Aristotle believes that your character is voluntary, because it’s just the result of your actions, which are under your control. For example, right now, you have made the insane choice to ignore the person who is literally trying to save you from eternal damnation.”
アリストテレスは、プラトンの生徒だった(*1, *2) 。アリストテレスは、性格は自発的であると信じていた、なぜなら性格は行動の結果にすぎず、行動は自分でコントロールできるからだ。例えば、たった今、君は永遠の地獄から文字通り救おうとしている人を無視するという、ばかげた選択をした。
”Eleanor: No, yeah, yeah, yeah, I’m listening. Uh, I just.. Are you sure we should be paying attention to these guys? It’s like, who died and left Aristotle in charge of ethics?”
違うの、聞いてるわ。えっと…。これらの人たちに注意を払うべきって本当に思う?倫理学を任せて、アリストテレスを残して誰が亡くなった?
”Chidi: Plato.”
プラトンだ。
”Eleanor: Uh, coming! Uh, we’re just.. Kissing. And groping?”
あ、今行きます。私たちちょうど…キスしてて。それに、触ってる(*3)?
”Chidi: What?”
え?
”Tahani: Hello.”
ハロー。
”Chidi: Tahani. Hi. What brings you here?”
タハニ。ハーイ。どうしてここに来たの?
”Tahani: You know, I was just, uh, in the neighborhood.”
私は、ちょうど、えっと、近所にいたから(*1-1-4参照)。
[”credit: NBC”]
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1-3-1. 日本語訳についての補足など
1. アリストテレスについて
以前出てきたカントは、18世紀の人でした。
今回出てきたアリストテレスは、紀元前の人。
Aristotle on Improving One's Character という記事で、
In chapter 5 of Book Ⅲ of the Nicomachean Ethics, Aristotle argues that character is voluntary.
と、まさしく ”character is voluntary” と書かれているのを見つけました。
『性格は、行動によって作られる』
そんなことを、2000年以上前の紀元前の人間が考えていた、というのもすごいことだと思いました。
アリストテレスと、21世紀を生きている自分。
すごい人はすごいけど、そうでもない人はそうでもなく、それなりにがんばってる。
自分のことです
技術は進歩・発展しても、人間の根本はそんな進歩してないのかな〜、と思ってしまいました。
上に出てきた、Nicomachean Ethics というのは、ニコマコス倫理学 という本のことでしょうか。
こういう学問をしている人や、こんな本を読む人って尊敬します。
すごく難しそうなので…
2. プラトン/Plato の発音と2022 FIFAワールドカップ
YoutubeTV に申し込み、FIFA World Cup Qatar 2022™/ 2022 FIFAワールドカップ(W杯) の試合を、日本戦以外もちょいちょい見ています。
日本語の実況で見られず、英語なのが残念ですが
あの、『アルゼンチンに勝って、翌日が祝日になった!』と話題だった、サウジアラビアの試合も見てみました。
なぜこんな話題を出したかと言いますと。
サウジアラビアは、Saudi Arabia と書きますが、テレビの解説でも、Arabia はアレイビアのように発音されていたからです。
(以前、つづり字「a」の発音 [eɪ] で書いた発音です)
ここに出てくるプラトン/ Platoも。チディは、プレイトウのように話していますよね。
「あ、これ学習したな」と思い出しながらサッカーを見ていました。
少しは学習の成果が出ている、ということで
この単語に限らずですが、
「あ、「a」は [eɪ] と発音するから、プラトンのことかな」などと、
英語を聞くと同時に、頭の中で変換できるようになりたいものです。
W杯といえば、今回のベッカムのことでも書きたいことが。
近いうち書こうと思います!
3. grope について
grope の意味を調べました。Cambridge Dictionary より、
to feel with your hands, especially in order to find or move toward something when you cannot see easily
”特に見にくいときに、何かに向けて探したり動いたりするために、手で触れる”
載っていた例文です。
She groped for her glasses on the bedside table.
”彼女は、ベッドサイドのテーブルにある眼鏡を、手探りで触った”
to touch someone's body in order to get sexual pleasure, usually when the person does not like it.
”誰かの体を、性的な喜びを得るために触る。ふつう、その人は好んでいないときに使う。”
少し前に、この単語を、amNEWYORK metoro で見かけました。
2022/11/15の記事 5ページ目、左下の見出しに載っています。
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最近のこととまとめ
もう11月も終わりですね。
サンクスギビングの4連休も終わり、寒いニューヨークの冬を迎えています。
去年の秋は、紅葉を楽しめる電車に乗りに行きましたが、今年は特にイベントなく過ごしました。
というか、出かけるイベントは特になかったのですが、9月から子どもが幼稚園に行き始めた、という大きな出来事はありました。
2019年生まれのうちの子は、デイケアにも行かず、コロナで人ともあまり会わなかったこともあり、予想通り、風邪などを幼稚園でもらってきたり。
それに、予想外な出来事も重なり、結構たくさんお休みをして。
私はこの秋から時間ができる、と思っていたけれど、全然そうでもなかったです。
まぁ状況に合わせて、ということで仕方ないですし、子どもと一緒にいられる時間はありがたいのですけれども。
そんな子どもは、これまでずっと日本語で過ごしていましたが、幼稚園で少しずつ英語を覚えて帰ってきてくれています。
ほぼ何も英語が分からない状況で放り込まれたので、当初はやはり、つらそうでした。
かわいそうでしたが、今は少しづつ慣れてきてくれたし、子どものたくましさを信じて、見守っているところです。
できる限りはバイリンガル教育をしようと思っているので、そんな話もまた書きたいと思います。
さて、『海外ドラマで英語学習』の方は、グッドプレイスの3話目に入りました!
哲学の話など少し難しい話も出てきますが、がんばってついていきたいと思います。