1-1-20. 外が大変なことに|[i:]と[ɪ] は違う?ーThe Good Placeで英語学習

1-1-20. 外が大変なことに|[i:]と[ɪ] は違う?ーThe Good Placeで英語学習

前回、チヂィの名字「Anagonye」が聞き取れず、苦戦していたエレノア。

アリアナ・グランデ。と言って寝たところで、前回は終わりました。


今回は、その翌日の話になります。

朝起きてみると、外が大変なことになっていて…。

また、 [ i: ]、[u:]、[ʊ] の発音についても、書いています。

前回1-1-19 はこちらです。



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1-1-20. スクリプトと訳

第1シーズン

第1話『Everything is fine』だいたい19〜20分のところ 

Eleanor: That can’t be good.

これはいいはずないね(*1, *2 )

[“Break Free” playing]

アリアナ・グランデの Break Free が流れる(*3 )

Eleanor: Oh, fork.

あー、クソッ(*4 )

Tahani: Michael.

マイケル。

Michael: Hmm?

ん?

Tahani: Is that giant, terrifying ladybug supposed to be there?

あの巨大でおそろしいテントウムシは、そこにいるはずなの?(*1-1-10参照)

Michael: Ah. Well, great question, Tahani. No. No, it’s not. I have no idea why any of this is happening or how to control it.

あー、えっと、いい質問だね、タハニ。いや。いるはずではないよ。このどれも、なぜ起こっているのか、どうコントロールしていいか、全然分からないよ。

Tahani: Should we run away then?

じゃあ走って逃げるべき?

Michael: Yes.

そうだね。

Tahani: Righto.

オッケー(*5

[credit: NBC]


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1-1-20. 日本語訳についての補足など


1. [ɪ] とは別物!つづり字「e」と「ee」の発音 [ i: ] について

今回は、[ i: ] について書こうと思うのですが、その前に。

前回の『it, if など|つづり字「i」の発音 [ɪ] について』に出てきた [ ɪ ] と、今回の [ i: ] は、違うものです!

前にも書きましたが、『[新装版]脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学』によると、

[ ɪ ] という発音記号は、

専門的でない辞書・参考書類でしばしば [ i ] と記されますので、これをイに近いと誤解している人が散見されます。

なのだそう。

これは誤解するでしょ、ちょっとひどいなぁ、とさえ思ってしまいました。

私自身は、こういうのが、

母音の発音ってすごく分かりにくいなぁ

と思うところの一つだったので、[ ɪ ] と [ i: ] は違うものなんだ、ということを、ここで強調しておきたいと思います。


では、 ここに出てきた be の発音、つづり字「e」の発音 [ i: ] についてです。

[新装版]脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学』より

日本語の長母音イーに極めて近く、日本語話者には何の問題もありません

と書かれています。ただ、

まず、歯を食いしばり、唇を思い切り横に広げて「イー」と言ってみてください。簡単ですね。これが [ i ] すなわち非円唇・前舌・狭母音の限界です

とも書かれており、

ルミナス英和辞典―つづり字と発音解説』で口の形を確認すると、口が横に伸びています。

そこで、

  • ただイーというのではなく
  • 唇を思い切り横に広げてイーという

を be で試してみると、確かに全然違う気がする。

というわけで、「唇を思い切り横に広げてること」を意識して練習しようと思います。


つづり字「e」と「ee」について、[ i: ] と発音する単語を挙げておきます。

bee, eve, feel, meet, see, these, tree

などがあります。


2. つづり字「oo」の発音 [u:] と [ʊ]

次に、エレノアのセリフに出てきた、goodの「oo」の発音 [ʊ] について、書こうと思います。

が、その前に、 [u:] から理解した方が分かりやすそうなので、そちらから書きます。


[u:] について

いつもの本、『[新装版]脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学』より、まず [u:] の方から抜粋します。

残念ながら日本語にはこれに近い母音はありませんので、日本語話者がやや不得意とする母音です。

また、

日本語話者が [u:] を習得するには、…[省略]、オからスタートして、さらに唇を丸め、開口部を小さくする練習

が有効なのだそうです。


ちなみに、

ウを起点として同様の指示をすると、しばしば誤って中舌母音[ ʉ ]が発されるので好ましくありません。

とのこと。

ウィキペディアに [ u ] の音[ ʉ ] の音 が載っていたので、気になる方は聞き比べてみてください。


ここで、他にもつづり字「oo」で [ʊ] と発音する単語を挙げておきます。

boot, cool, pool, soon, too, tool, zoo など。


[ʊ] について

次に、ここでのエレノアのセリフに出てきた、good の「oo」の発音  [ʊ] についてです。

[新装版]脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学』より抜粋します。

[ o ] をややぞんざいに、あるいは[ u: ] を短く、ぞんざいに言えばこれに近い母音がすぐに得られると思います

また、米音ではあまり唇を丸めない変種も用いられており、これの代わりには多少唇を丸めたウで十分に代用ができると思われます


ルミナス英和辞典―つづり字と発音解説』の方では、

唇をわずかに丸めて、奥の方から発音する

と書かれていました。


つづり字「oo」で、  [ʊ] と発音する単語を挙げておきます。

 book, cook, foot, hood, took など。


試しに、 boot で、

  • 本の通りに発してみた「ウ」( [ʊ] )と
  • 普通の「ウ」( 日本語のウ )

をそれぞれ口に出してみると、全然違う!

自然とすぐに出てくるように、練習したいです


そういえば以前、少しだけ子音の「z」を学習したことがありました。

そのとき、zoo という単語で練習したのですが、

自分の発音はなんかちょっと違うなぁ

と感じたんですよね。

あのときは、[u:] の発音ができていなかったのだろうな、と今になって思いました。


3. 流れている曲はアリアナ・グランデの歌「Break Free」

前回、チディの名前がどうしても聞き取れなかったエレノア。

最後に、「アリアナ・グランデ、人の名前だ、言えた、おやすみ」と言っていました。

ここでは、それでアリアナ・グランデの曲が流れているようです。

曲名は、『Break Free』。参考までに、PV はこちらです。


*2022.10.05 追記です*

先日みた2021年公開の映画、『Sing 2/ シング:ネクストステージ』の中でもこの曲が使われていました。

こんなシーンです。

Sing 2/ シング:ネクストステージ-Break Free
credit: Sing 2


4. fork に変換されている言葉

ここでもまた、fork が出てきました。

これまで、fork に変換されたエレノアの発言はこちらです。


5. Righto って何?

righto という単語について調べました。

Collins より

Some people say righto to show that they agree with a suggestion that someone has made.

[British, informal]

”誰かがした提案に賛成することを示すために、righto という人もいる[イギリス英語、口語]”


DICTIONARY.COM より

British.

(used to express understanding or assent).

”イギリス英語。理解や同意を示すのに使う”


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発音学習の進捗とまとめ


実は、少し前から、ちょっとだけ本格的に発音の学習を始めました。

本の勉強に加えて、舌の位置とか、口の形の解説を見たりしています。

結論として、

いつも参考にしている『[新装版]脱・日本語なまり―英語(+α)実践音声学』の通りに練習したら、

舌の位置や口の形も、自然とちゃんと出来るようになっているのではないかな。

と感じつつあります。

でも一応、自分の理解のためにも、

で学習中です。


同時に、どんなふうに練習していくのが効率いいのかな?

と、そんなことも考えながら、ボチボチすすめています。


そんなわけで、下のような表を作りながら発音を勉強していたら、グッドプレイスの更新が滞ってしまいました。

発音記号のお勉強|アメリカ英語

私は主にアメリカ英語の発音を学習しているのですが、やればやるほど、

先は長そうだけど、ちゃんと身につけたいな

という気持ちが大きくなってきています。


少なくとも、実際にやってみないと、「出来る」ところへたどりつく道が見えない。

なので、試行錯誤を重ねてやっていきたい、と思っています。


さて、グッドプレイスの話の内容については、なんだか変な雲行きになってきました。

次回も「変」が続きます。


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