前回、エレノアが、タハニの開いたパーティーで、出会った人たち。
本当だろうかと思うくらい、とんでもなくいい人?まで出てきました。
エレノアの立場がどんどんなくなってしまう…。
今回も、パーティーの場面が続きます。
会話の内容を学習した後、通して聞いて復習する際には。
ここでは表現できない、エレノアの表情などもちゃんと見て、楽しんで復習してもらえたら、と思います。
1-1-16 はこちらです。
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1-1-17. スクリプトと訳
第1シーズン
第1話『Everything is fine』だいたい16〜17分のところ
Eleanor: Ah, ah, ah. Hold on there, ace. Let me get more of them shrampies.
あー、ちょっと待って、エース。えびちゃんもっとちょうだい。
Chidi: Okay, easy.
ちょっと落ち着いて。
Eleanor: What? They’re for everybody, right?
なに?みんなのものでしょ?
Chidi: Yes, exactly.
そうだよ、その通りだよ。
Michael: And you deserve a perfect world because every single one of you is a good person. That’s it for me. Back to you, Tahani.
そしてあなたたちは、完璧な世界に値するのです。なぜならあなたたち一人一人みんないい人だから。私からは以上です。タハニにお返しします。
Tahani: Bravo, Michael, bravo!
ブラボー、マイケル、ブラボー!
Michael: Thank you.
ありがとう。
Tahani: And I would just like to quickly say if any of you would like to play tennis tonight, we have 36 regulation grass tennis courts. Such fun. Cheers.
ちょっと一言だけ。もし今夜テニスをしたい人がいらっしゃったら、規定に沿った芝生のテニスコートが36面あります (*1 ) 。すごく楽しいわよね。乾杯。
Eleanor: Tahani, what a condescending bench.
タハニ、なんてえらっそうなクソ女なの (*2 , *3 ) 。
Chidi: Okay, okay, okay, okay.
まぁまぁまぁまぁ。
Eleanor: Am I right? Why does she still have that British accent, right? No one else here has an accent. She’s choosing to have that accent. [imitating Tahani] “Oh, hello. I am just a big, beautiful, utterly perfect cartoon giraffe.”
当たってるでしょ?なんで彼女はまだイギリス訛りなの?誰も訛りなんてないじゃん。彼女はあのアクセントを選んでるんでしょ。[タハニのまねをして] ”オー、ハロー。私はただ大きくて、美しくて、完全に完璧なアニメのキリンよ”
Chidi: Oh, okay. Okay. I think it’s time to go home.
分かった分かった。そろそろ家に戻ろう。
Eleanor: Wait, wait, wait. I just have to go upstairs real quick and steal a bunch of gold stuff.
待って、待って、待って。ちょっと上に行って、金のものをたくさん盗ってこないと。
Chidi: Okay, don’t do that. Don’t do.. No, Eleanor, Eleanor, Eleanor.
それはしないで。しちゃダメだよ。エレノア、エレノア。
[credit: NBC]
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1-1-17. 日本語訳についての補足など
1. grass の「a」の発音は米英で異なる [ æ | ɑː ]
[ æ | ɑː ]というのは、学習している発音の本『[新装版]脱・日本語なまりー英語(+α)実践音声学』にならって、左がアメリカ、右がイギリスの発音です。
この本によると、このような発音をする単語は
しばしば ask words と総称されます
なのだそうです。
grass のように、[s] が後続する「a」について、同じような単語の例として、このようなものが挙げられていました。
ask, cast, castle, class, disaster, fast, fasten, glass, last, mask, mast, master, pass, past, raspberry, task, vast
つづり字と発音の関係って、いろいろあって覚えられる気がしないのですが…。
それでも、一度「系統立てて、学んでみる」のもありかなと思っていて。
とりあえず、これらを練習して、後はその都度、調べながら学んでいく形になるかな、と思っています。
2. condescending とは
showing that you consider yourself better or more intelligent
”自分がよりよく、より知的だと思っていると示すこと”
3. ここでの bench の意味
グッドプレイスでは、よくない言葉は、口に出すことができません。
勝手に違う言葉に変換されて、出てきます。
なので、ここでは、bitch と言ったはずが「bench」になっています。
これまでにも、同じような言葉が、何度か出て来ました。
* fork に変換された言葉
* shirt に変換された言葉
- 1-1-11 より
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まとめと発音学習について
発音を早く習得したいのですが、なかなか出来ていません。
もっと早く取り組めばよかった、と思うのは目に見えているのに、腰が重くて。
せめて、こんなふうにちょっとづつ学習して、ある程度したら、一気に練習する作戦でいこうと思います。
という先延ばしです
今回は、イギリス英語とアメリカ英語の発音についても少し学習しました。
慣れていなくて聞き取りにくいですが、何度も口に出して練習したら、少しは分かるようになるかな。
さて、今回の話の内容で、
「エビはみんなのでしょ?」→ だからたくさん食べていいでしょ?というエレノア。
「その通りだよ」→ あなただけのじゃないってことだよ!と答えるチディ。
そんな会話に、今の、彼ららしさがあらわれていたように思います。
次回は、お家に戻って、エレノアとチディの会話の続きです。
次回からその次にかけて、エレノアやチディってこんな人なんだ、というのがよく出ているなぁと思います。