死後初日の説明会|Badの赤と行動の総得点ーグッドプレイス1-1-5【1分間海外ドラマで英語学習】

死後初日の説明会|Badの赤と行動の総得点ーグッドプレイス1-1-5【1分間海外ドラマで英語学習】

前回は、マイケルがエレノアに、グッドプレイスを案内する場面が描かれました。

今回は、死後の世界の「初日のオリエンテーション」が開かれるシーンです。

どんな仕組みでグッドプレイスに選ばれるのか、そんなことをマイケルが説明します。

また、この仕組みに関連する裏話が書かれている記事のことも書きました。

前回の記事 1-1-4 はこちらです。




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1-1-5. スクリプトと訳

第1シーズン

第1話『Everything is fine』だいたい4〜5分のところ 

Michael: Ah. Hello, everyone. And welcome to your first day in the afterlife. You were all, simply put, good people. But how do we know that you were good? How are we sure? During your time on Earth, every one of your actions had a positive or a negative value, depending on how much good or bad that action put into the universe. Every sandwich you ate [EAT A SANDWICH: +1.04], every time you bought a magazine [BUY A TRASHY MAGAZINE: -0.73], every single things you did had an effect that rippled out over time and ultimately created some amount of good or bad. You know how some people pull into the breakdown lane when there’s traffic? And they think to themselves, “Ah, who cares? No one’s watching.” We were watching. Surprise!

{audience laughing}

あー、皆さんこんにちは。死後の世界の初日へようこそ。あなた方はみんな、一言でいうと (*1 ) 、いい人でした。あなたたちがいい人だったって、私たちがどうやって分かるのかって?私たちがどうやって確信を持っているのかって?

地球での時間を過ごしている間、あなたたちのどんな行動にも、プラスとマイナスの値がつけられていました。それらの値は、各行動が全世界に対して、どれくらい良い、あるいはどれくらい悪い影響を及ぼすかによって決まります。

あなたが食べたサンドイッチ全て(サンドイッチを食べる: +1.04)、雑誌を買うたびに(くだらない雑誌を買う: -0.73)、あなたがしたどんな些細なことも、時間とともに波紋が広がり、最終的にどれくらい良かったか悪かったかという数字が生み出されることになるのです。

渋滞している時に、路肩に入っていく人たちっているでしょ (*2, *3 )。彼らは、心の中でこう思うんですよね (*4 )。”えー、別にいいでしょ (*5 )?誰も見てないし” 私たちが見てたんだよ。えーびっくりー (サプラーイズ)!

{観客が笑う}

[出典: NBC]


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1-1-5. 日本語訳についての補足など


1. simply putについて

THE FREE DICTIONARY によると、

In clearer, more direct, or more easily understandable terms. Used when discussing a complicated topic or situation.

”より分かりやすく、より直接的で、より理解しやすい言葉で (いうと) 。複雑な話題や状況について話す時に使われる”


2. pull intoについて

Merriam-Webster によると、

to move a vehicle to (a particular place)

“ (ある特定の場所) へ車を動かす”

こんな例文が書かれていました。

He pulled into the parking space.

”彼は駐車場に車を入れた”


また、こんな意味もあるようです。

of a car, train, etc. : to arrive at a particular place

”車や電車などが:ある特定の場所に到着する”

例文はこちらです。

The train pulled into the station right on time.

”電車は定刻通り、駅に入った”


3. breakdown laneとは

Merriam-Webster によると、

an area along the side of a highway where vehicles are able to stop for an emergency

”高速道路の脇にある、緊急時に車が止まれるようになっている場所”

要するに、路肩のことですよね。

”breakdown” 自体は、故障などの意味です。


4. think to oneselfについて

THE FREE DICTIONARY より、

To have an inner monologue; to make a statement to oneself in one's mind, without saying it out loud.

“心の声を持つ; 声に出さず、自分の心の中で自分自身に意思表示をする”

inner と internal は、お互い synonym/ 同義語で、

internal monologue というのは、

referred to as “the voice inside your head,” or an “inner voice,

” ”頭の中の声” ”内なる声”とも言われる” 書かれていました


5. Who cares?の訳

直訳すると、”誰が気にするの?”

ここでは、”別にいいでしょ?” にしてみました。


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今日の小ネタ集


グッドの緑とバッドの赤

GOOD VS. BAD と出てくるシーン。

GOOD の文字は緑、BAD の文字は赤になっています。

GOOD VS. BADで、GOOD の文字は緑、BAD の文字は赤
CREDIT: NBC

このドラマで、グッドプレイスを象徴する色は緑、バッドプレイスを象徴する色は赤という設定になっていたんだそうです。

言われてみれば、前回書いた、The Good Place created by と出てくるオープニングも、緑です。

"Good Place"は緑

シーズン1でエレノアたちがいるのは、”グッドプレイス”。

なので、シーズン1では、

We never wear red or pinks. 

”誰も赤やピンクは着なかった”

という工夫がなされていた。

と、costume director Kirston Mann/ コスチューム・ディレクターのカーストン・マンが話している記事を読みました。(spoiler/ ネタバレがある記事です。読む時はお気を付け下さい)。



このドラマは人生の総得点という発想から始まった

今回出てくる、プラスとマイナスの総得点のお話。

まるでビデオゲームのように、生きている間のどんな行動にも全て得点がついて、亡くなると総得点が計算されるとする。

それで、総合点がいい人は上に行き、悪い人は下に行くとしたら?

そんな発想が、このドラマの始まりだった。

というようなことを、製作者・Michael Schur/ マイケル・シュアが、The Good Place: The Podcast Ch. 1: Michael Schur で話していました。

制作の裏話を聞けるのってなんだかおもしろいですね

同じポッドキャストの内容を、こちらにも少し書いています。


行動に対するプラス・マイナス評価例とパイロット版

行動に対するプラス・マイナス評価例

どんな行動が、何点と評価されるのか。説明の中では、サンドイッチや雑誌が例として出てきました。

画面上には、他の例も出ていたので、どんなことが書かれているのかな?と少し見てみました。


おもしろいなと思ったのが、ほとんどの数字が変化していること。

行動の影響は、ripple out over time/ 時間とともに波紋を描いていく、ということが、数字の変化として表されているようでした。

下の数字は、一時停止した時に出てきたものを書いています。


・USE “FACEBOOK” AS A VERB: -5.55

 ” ”フェイスブック” を動詞として使う: -5.55”

・STIFF A WAITRESS: -6.83

 ”チップをケチる: -6.83”

stiffは、

Slang. a poor tipper; tightwad.

”スラング。チップをケチる人; ケチ”

と、DICTIONARY.COM に書かれていました。

ここでの poor は、

less than adequate : MEAGER

”十分ではない:わずかな”

という意味でしょうか。Merriam-Webster より。

・END SLAVERY: 814292.09

 ”奴隷制度を終わらせる: 814292.09”

・TELL A WOMAN TO SMILE: -53.83

 ”女性に笑ってと言う: -53.83”

・CAREFULLY PUT SPIDER OUTSIDE (×28): +40.02

 ”クモを注意深く外へ出してあげる (×28): +40.02”

・DROVE TO OUT-OF-STATE DISASTER SITE, HELPED WITH RELIEF EFFORT (×3): 139639.50

 ”救助活動のため、州外の被災地へ車で駆けつける (×3): 139639.50”

・DONATED 16.36% OF LIFETIME INCOME, ANONYMOUSLY, TO CHARITIES: +87431.51

 ”生涯収入の16.36% を、匿名で慈善事業に寄付する: +87431.51”

・Root for New York Yankees: -99.15”

 ”ニューヨークヤンキースを応援する: -99.15”

ここまで書いた後、”The Entire List of Actions and Their Scores” という記事も見つけました。

この労力すごいですね。私は上で十分で、それ以上は断念しました。

気になる方はご覧ください。


パイロット版の脚本ではこうだった

調べてみると、

In the original pilot script, the system was explained in even more depth. 

”もともとのパイロット版の脚本では、このシステムがさらに深く説明されていた”

書かれている記事を見つけました。


記事の一部を抜粋します。

Schur initially planned to have Michael walk newcomers through various scenarios in the orientation video instead of displaying the graphic.

”シュア (製作者) は当初、オリエンテーションビデオの中で、(システムを)文字で示すのではなく、マイケルが新しく来た人たちにいろんなシナリオを体感させる、というプランを考えていた。”

But it just took too long, so we came up with this idea of having those things appear on the screen as a much clearer and ultimately funnier way. 

”だけど、それだと長くなりすぎてしまう。それで、もっと分かりやすく、もっと面白く、スクリーンに映し出すというこのアイデアを考え出したんだ。”

Keep in mind that the point calculations can vary depending on the individual. “The reality is there is no one fixed value for any of these actions,” he says. “There’s no such thing in this system as a one-time-only objective final version.”

”このポイントの計算は個人によって変わりうる、ということを心に留めておいてほしいです。現実として、どんな行動も、1つの決まった評価値にはなり得ません。このシステムにおいて、客観的で一回で決まる最終版なんて存在しないのです”

うまく書けませんが、こんなことが書かれていました。

また、ここでは割愛しますが、記事の中では、得点のシステムについて、テレビより詳細に語られています。

こういう発想がおもしろいと思ったのと、それをどうコメディーにするかを考え、実現できてしてしまうところがすごいな、と思いました。


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まとめ


今回はとうとう、マイケルのセリフだけで約1分が過ぎました。実は彼の説明はこれで終わらず、まだ次回に続きます。


海外ドラマ「グッドプレイス」で英語学習|選んだ理由6つとは?』の記事で、ちょっと長いセリフもありますと書いたけれど、全然 'ちょっと'じゃなかった…。


さて、記事の内容がどんどんマニアックになってますが、1分間の海外ドラマで英語学習をしよう、というのがそもそもの原点です。

参照記事なども、ご紹介はしているものの、ちゃんとじっくり目を通しているわけではありません。

でもとにかく、今の自分がやれる範囲で、やれることを続けてみる、それが大切なのではないかな。

そう信じて、今の私はこんな方法で、やれる範囲で、英語学習をしています。

それにしても、ある程度の基本的な文法などを勉強したら、いきなりこういう英語に触れれば良かったなぁ


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