グッドプレイスのネイバーフッドと322という数字|1分間海外ドラマで英語学習1-1-4

グッドプレイスのネイバーフッドと322という数字|1分間海外ドラマで英語学習1-1-4

前回は、どんな宗教よりも死後の世界のことを言い当てていたダグ・フォーセットのことが語られました。

また、マイケルによると、死後の世界には、Good Place/ グッドプレイスと Bad Place/ バッドプレイス があって、エレノアは “グッドプレイス” にいるらしい。

というところで、第1話のオープニング部分が終了しました。

今回は、マイケルが街の中を案内し、グッドプレイスの説明をします。

出てくる単語の中で、ネイバーフッドとは?322という数字ってなに?ということも書いています。

前回のお話はこちらです。



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1-1-4. スクリプトと訳

第1シーズン

第1話『Everything is fine』だいたい3〜4分のところ 

Michael: So, this is how it works. The Good Place is divided into distinct neighborhoods. Each one contains exactly 322 people who have been perfectly selected to blend together into a blissful harmonic balance.

じゃあ説明しよう。グッド・プレイスには、いろんな地区があるんだ (それぞれ違う地区に分かれているんだ) (*1)。それぞれの地区には、ぴったり322人の人がいる。その人たちは、みんなが幸せな調和バランスに溶け込めるように、完璧に選ばれているんだよ (*2) 。

Eleanor: Do all the neighborhoods look like this?

どの地区もこんな感じなんですか?

Michael: No, every neighborhood is unique. Some have warm weather, some cold. Some are cities, some farmland. But in each one, every blade of grass, every ladybug, every detail has been precisely designed and calibrated for its residents. 

いや、どの地区もそれぞれ違っているんだ (*3) 。暖かいところもあるし、寒いところもある。都会だったり田舎だったり (街中だったり、農地だったり) 。だけどどの地区も、住民たちのために、草の一本一本の葉も、あらゆるてんとう虫も、全ての詳細が細部にわたって設計・調整されているんだよ (*4, *5) 。

Eleanor: There’s a lot of frozen yogurt places.

フローズンヨーグルトのお店がいっぱいあるのね。

Michael: Yeah. [sighs] That’s the one thing we put in all the neighborhoods. People love frozen yogurt. I don’t know what to tell you. You’re gonna have a million more questions, I know. For right now, better grab a seat. Movie’s about to begin. 

そうなんだ [ため息] 。フローズンヨーグルトは、どの地区にも置くことになっていてね (*6) 。人間はフローズンヨーグルトが好きでしょ。なんて言ったらいいかよく分からないけれど。ところできっとすごくたくさん聞きたいことがあるよね。だけどちょっと今は、そこに座って (*7) 。ちょうどムービーが始まるところだ (*8) 。

[出典: NBC]


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1-1-4. 日本語訳や聞き取りについての補足など


1. neighborhoodの意味とNYCで人気な場所

neighborhoodの意味

受験勉強をしていた頃、私は neighborhood=近所、と覚えていました。

ですが、こちらへ来てから、次の意味で使われているのをよく目にします。

DICTIONARY.com より

a district or locality, often with reference to its character or inhabitants

”地域・地方、しばしば、その個性や住民に関して (その地域の個性や住民についていうときによく使われる) ”

下のような使い方が、例として挙げられていました。

a fashionable neighborhood; to move to a nicer neighborhood.

”おしゃれな地域;よりいい地区へ引越しする”

下の記事で書いたフリーペーパーや、実際の会話でも、こんな意味で使われていることが多いように感じます。


NYCで人気なネイバーフッド

実際に使われている記事として、例えばこんなものを見つけました。

These will be the hottest NYC neighborhoods in 2022

”2022年、ニューヨーク市で一番ホットな地区”

この記事でいうホットというのは、引越しを考えている市民にとって、どこが人気か、ということ。

なので、「ガイドブックで人気な地域」には出てこなさそうな地区も入っています。

個人的には、このベスト10には、

  • お金を相当持ってないと住めなさそうな地区
  • 少し安い場所を探したい人の中で人気な地区

が混在しているように見えます。

ニューヨークの家賃、高いので…

前に記事で触れたことのあるグリニッジ・ヴィレッジは、3位にランクインしていました。

グリニッジ・ヴィレッジ、私も住めるなら一度は住んでみたい!特に West Village あたり


2. 文章中の聞き取りにくい単語 -1

マイケルのセリフ「exactly 322 people who have been」の中で、関係代名詞 who が特に聞き取りにくいと感じました。

そのことについて。

ルミナス英和辞典つづり字と発音解説によると、文アクセントと言って、

英語では、文中の単語は住めて同じ強さのアクセントを受けるのではなくて、ある語は強いアクセントを受け、ある語は弱く発音される

そして、文アクセントを受けない語として、関係代名詞も挙げられています。

だから弱く発音されているのですね


3. uniqueの英語と日本との違い

DICTIONARY.com より、

existing as the only one or as the sole example

たった1つのものとして、または唯一の例として、存在すること

日本語では「面白い」というような意味もありますが、英語ではそのような意味はないんですね。

気をつけようと思います。


4. bladeは葉という意味だった

Merriam-Websterには、

blade 意味として、一番に

the leaf of an herb or a grass

“ハーブや草の歯”

が載っていました。

blade といえば「刃」というような意味だと思っていましたので、覚えておきたいです。


5. ladybug が出てくる子どもの歌

子どもに、ときどき英語の歌を見せています。

その中で、ladybug (てんとう虫) が出てくる歌があって、私も何回も聞いたので自然に覚えました。



子どもの歌や絵本って、知らない単語がたくさん出てきて、何気にすごく勉強になります。


6. ここでput が使われているわけ

どの地区にもあるんだよ、ではなく、”we put” と話しています。

それは多分、どのネイバーフッドも誰かが設計しているものだからかな、と。

今エレノアたちがいる、ここのネイバーフッドを設計したのは、マイケルです。

のちのち、他にも「設計する人」が出て来ます。


7. 単語が省略されている文 -3

"better grab a seat" というマイケルのセリフ。

It’s が省略されているのかな、と解釈しました。

2022.07 追記です

had better っていう表現があるのを、突然思い出しました。

ここでは、[You had] better grab a seat. と、You had が省略されている。

と考える方が、自然な気がしてきました。


今までに出てきた、単語が省略されている文はこちらです。

Thought you might. (1-1-1)

Sure is. (1-1-3)


8. be about to の使い方

Collins より、

If you are about to do something, you are going to do it very soon. If something is about to happen, it will happen very soon.

”もしあなたが about to do something なら、あなたはそれをすぐにでもするでしょう。もし、何かが about to happen なら、それはすぐに起こるでしょう。”

こんな例文が載っていました。

I think he's about to leave. 

”彼は出発するところだと思う”

The film was about to start. 

”映画が始まるところだった”


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小ネタ・住民は322人の”322”について


住民は322人いる、として出てきた、322という数。

この数字って、これからシーズン4の最後まで、ときどき出てきます。

グッドプレイスの製作者、Micheal Schur がこの数字について話している記事を見つけました。

*ネタバレも含んでいるので、上の記事を読む際はお気を付けください

*彼のことは、前回 Michael Schur/ マイケル・シュアとポッドキャストで少し書きました


記事の中で、「322」について話している部分を抜粋します。

"And there were 322 people in the neighborhood," Schur said. "That's a dumb reference to the Skull and Bones thing, that secret society at Yale where for some reason that number is significant to them. So it's just one of those mystical numbers that pops up in a bunch of Reddit threads."

"That was a little bit of us trying to do a misdirect, and make people focus on things that didn't really have any meaning," Schur said. "But that people might find significant if they were looking for it.”

“それで、ネイバーフッドには322人の人がいたんだ” とシュアは言いました。

”あの数字は、イエール大学の秘密結社のスカル・アンド・ボーンズとかいうものから引用したんだよ。

どういうわけか、彼らにとってすごく意味のある数字みたいでね。あれはただの、Reddit (アメリカ版2チャンネルみたいなもの) のスレッド によく出てくるような神秘的な数字のうちの1つだよ。”

”何か意味があるの?ってちょっと思わせたかっただけなんだ。視聴者を、別に全然意味はないことに、注目させようとしたというか”

”でも、もしも何か答えを探していたら、意味あることを見つけられるかもしれないね”

このようなことを話していました。


つまりは、「最後まで見たときに、もしかすると何か思うことがあるかも」ということなのかな、と解釈しましたがどうなんでしょう。

海外ドラマって、ちゃんと見ると、こんなふうに奥深いものなのでしょうか。

知らなかった

*スカル・アンド・ボーンズは、別名 Order 322とも言うそうです。


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英語を一からやり直したいという切なる思い


TOEICで950点を取ったことはあるのですが、もう何年も前の話。

自分は英語ができるとは思っていませんし、思えません…。

当時、TOEICのリスニングは満点でしたが、海外ドラマの英語なんて話すスピードが全然違って、さっぱり分かりませんでした。

だから英語を一からやり直したい、と思っているわけで

こんな記事も書きました。

最初からもっと効率よく学びたかったような気もするけれど、自分にはこれが精一杯だったということでしょう

訳や解釈は、そんな私が、子育ての合間をぬって素人なりにしているものです。

何か変じゃない?って思うところがあれば、お手柔らかにご指摘でもいただけますと幸いです。


さて、ドラマや映画を、こんなふうにマニアックに見るのは初めてですが、意外に楽しいです。

ここまで何回か続けた、『グッドプレイス』を使った「1分間だけの海外ドラマで英語学習」。

地道に続けていけば、何か見えることがあるだろうか、と思いつつ、もう少し続けられたらいいなと思います。

読んでくださった方にとっても、何か参考になることがありましたら、うれしく思います。


次回は、死後の世界初日の、オリエンテーションです。



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